猫を救うのは誰か/ペットビジネスの「奴隷」たち

太田さんが執筆されたこの本には、今の日本における動物愛護・保護の現状が全て記されています。教科書レベルと言っても過言ではないかと。（解説より）ーー坂上忍

猫は蛍光灯を１日12時間以上あてると、年３回は産める──。人の都合で無理な繁殖、病を招く交配、幼くても出荷、「不良在庫」を引き取る闇商売……。「かわいい」の裏側でビジネスの「奴隷」となる犬や猫たち。凄惨な実態を、信念の取材が暴く。《解説・坂上 忍》【『「奴隷」になった犬、そして猫』に第5章・第6章を大幅加筆し文庫化！】〈目次〉文庫版まえがき　第1章 　 猫ブームの裏側、猫「増産」が生む悲劇　第2章 　「家族」はどこから来たのか、巨大化するペットビジネス　第3章　 12年改正、あいまい規制が犬猫たちの「地獄」を生む　第4章 　 19年改正、８週齢規制ついに実現　第5章　 数値規制をめぐる闘い　第6章　 アニマル桃太郎事件から、５度目の法改正へ　終章　　 幸せになった猫　文庫版あとがき　解説　坂上 忍　※本書は、文庫化に際し『「奴隷」になった犬、そして猫』を改題し、大幅に加筆・修正したものです。

猫を救うのは誰か/ペットビジネスの「奴隷」たち
作： 太田匡彦
出版社：朝日新聞出版
発行年：2024年9月
サイズ：文庫　304ページ


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