くじら図書館

SOLD OUT

どんなストーリーなのか全く知らずに読み始めて、終盤で心臓が静かに締め付けられるような感じでした。海の郵便配達人と、深い海の底で暮らす、くじらの物語。
「葉っぱというのはなんて美しい死に方をするのでしょう」という、くじらの言葉が印象的。
お腹の中に図書館があるくじらと、読書が好きな配達人。本がつなぐ友情が哀しいアクシデントに見舞われます。
ちなみに猫は脇役、主人公の配達人夫婦と暮らしている様子がちらりと描かれている程度。ですが、とてもおすすめ！特に読書が好きな方には本当におすすめです。

オランダ語圏のコミックWilly Vandersteen賞受賞作品で、世界8か国で翻訳され待望の日本語版がついに発売となりました。小さい書房さんからは、初の翻訳本だそうです。
他に『空をつくる』、『すこしおなかすいてきた』、『二番目の悪者』などを出版されています。

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https://kagishippo.supersale.jp/search?q=%E5%B0%8F%E3%81%95%E3%81%84%E6%9B%B8%E6%88%BF

くじら図書館
作：ジドルー
絵：ユディット・ファニステンダール
訳：川野夏実
出版社：小さい書房
サイズ：縦21×横15.5㎝　80P
発行日：2025年5月


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