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また猫と 猫の挽歌集

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多くの猫を愛し見送ってきた猫歌人・仁尾智と、多くの“猫飼い”の声を聴いてきた猫本専門店オーナー・キャッツミャウブックス店主安村正也が贈る猫の挽歌集。

・わかるなよ あなたにわかるかなしみはあなたのものでぼくのではない
・誕生日すらわからない猫なので命日くらい見届けるのだ
・のんびりとした猫だった 最期だけそんなに急いでどこへ行くのか
・できることあるうちはいい 口元に猫の好物を持っていく指
・生前の猫の写真を眺めてる サイダーをまたサイダーで割る
・また猫と そう思えたらまた猫と暮らす未来のはじめの一歩
・・・・など全115首


猫の死を悼む短歌を集めた一冊です。
「ドアノブが縦のまんまだ 開けられる猫は我が家にもういないのに」
ふふっと笑ってしまった後に、ぐわ〜っと涙が出ちゃいそうな一句。
猫との別れを経験したばかりの方は、少し時間を空けてからページを開いた方が良いかもしれません。私も涙で一度に読み切ることは出来ませんでした。

「あら、表紙に傷がついちゃってるな」と思ってよく見たら、猫の尻尾のような空押し。(写真だと分かりにくいのですが)ページをめくっていても、その尻尾のようなイラストがところどころに。まるで亡き猫が、ほんとは近くにいるんだよ〜、と存在をさりげなくアピールしているようです。装丁も素敵なのでぜひお手に取ってご覧ください。

【著者・仁尾智 あとがき 一部抜粋】
生きていくことの傍ら、猫を保護したり、保護した猫の里親さんを探したり、ときには子猫の一時預かりのボランティアをしたり、という活動をほそぼそとやってきた。もう四半世紀近くそんなことをしているので、その間、たくさんの猫を看取ってきてしまった。
猫を看取るときには、たくさん短歌がうまれる。気持ちが、これ以上になく動くからだと思う。そして、「短歌にする」という行為には、効能があると思っている。
大好きな猫が日に日に衰えていくときや、いなくなってしまったときの吐くような悲しみは、そのたびに短歌にしてきた。「短歌にしてきた」と書くと自発的行為のようだけれど、実際には、悲しみから身を守るように「短歌ができてしまう」というほうが正しい。

【編者・安村正也(キャッツミャウブックス店主) あとがき 一部抜粋】
猫を飼う人はますます増えているが、通常は猫の寿命の方が短く、飼い主は愛猫に先立たれることになる。一方で、猫の長寿化に伴い、死別に関する猫本のテーマも、かつて主流だった【ペットロス】から、近年では【終活】【介護】【看取り】などに特化・分化してきている。しかし、それらの書籍から猫の一生における個々の場面でやるべきことや心構えは学べるものの、亡くした後の「誰にも言えないし、言いたくない、でも誰かに分かって欲しい」という複雑な心情を代弁してくれる本はなかなか見つからない。そんな声を当店に来られるお客様からも耳にしていた。

また猫と 猫の挽歌集
作:仁尾 智
出版社:雷鳥社
発行年:2024年
サイズ:19×11.6㎝ 160ページ

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